時間帯のトリドーシャ
アーユルヴェーダにおいて、体質が大まかに3つに分けられ、トリドーシャと呼ばれることは、体質についてのページで触れました。しかし、なんと実は、1日の時間帯も3つに分けられており、時間帯によってオススメされる行動が、それぞれにあるのです。
ピッタの時間帯
10時から2時までが、ピッタの時間帯と呼ばれます。午前10時から午後2時までと、午後10時から午前2時までの両方です。よく、午後10時から午前2時までは、眠っていた方が良いと言われます。燃焼のピッタがよく働いて、摂取した栄養を体の一部にできるように、起きて活動せずに眠った方が良いのでしょう。
ヴァータの時間帯
2時から6時までが、ヴァータの時間帯と呼ばれます。午前2時から午前6時までと、午後2時から午後6時までの両方です。カパの時間帯である午前6時になる前に、ヴァータの時間帯に目覚めると、よりスッキリ目覚められると言われています。
カパの時間帯
6時から10時までが、カパの時間帯と呼ばれます。午前6時から午前10時までと、午後6時から午後10時までの両方です。カパの時間帯には、体が重くなります。この重さを利用して、午後10時までに眠りについてしまいましょう。
食事のとり方
時間帯に合わせて、食事のとり方を工夫すると良いでしょう。
朝食のとり方
目覚めてから朝食までの間に、体(特に口腔内)を綺麗にする、白湯を飲む、運動する(ヨガの経験がなければ日本人はラジオ体操で代替可能)、排泄すると良いとされています。朝食前に排泄があるのが理想的で、朝食は軽くとるべきとされています。
昼食のとり方
昼食はピッタの時間帯(10時から2時)にとります。消化の火が燃え盛る時間帯にとれる昼食は、一日で最もヘビーな食事にすべきです。お肉を食べたい時などは、できるだけ、昼食の時間帯に食べると良いでしょう。フランスでは伝統的に、お昼が主食であると言います。お昼が主食という地域は、アーユルヴェーダの地域以外にもあるのです。
夕食のとり方
2時から6時のヴァータの時間帯に仕事や勉強をこなしたら、6時から7時に軽い夕食をとり、10時までに眠りにつくのがアーユルヴェーダの理想です。現代社会に生きていると、理想と現実の差を埋めるのは難しいですけれど。
参考文献
参考文献(アーユルヴェーダハウス)
https://amzn.to/4e4UdnC
※本ページにはAmazonアソシエイトリンクを含みます。リンクを経由して商品を購入すると、筆者に紹介料が入ることがあります。このサイトはAmazon APIを利用しています。システムを維持するためにはこのページ経由で一定の売上げが必要になっています。なのでアマゾンで買い物するときにはときどきで良いので買うものを検索して購入して頂けたら幸いです。サイトがなくなったときには制限がかけられたんだなと思ってください。