初冬の食事

アーユルヴェーダ

11月は晩秋か初冬か

11月を晩秋と呼ぶか、初冬と呼ぶかは、時と場合によると思います。これを書いている2025年は寒波の襲来が早いので、初冬と呼んでよいでしょう。

猛暑で増えたピッタ(火)を和らげる

梅雨から暑い夏には、体内にピッタが増加します。これを秋冬に向けて上手く和らげることに失敗すると、発熱や皮膚炎を起こすそうです。先月、私の職場では微熱で欠勤する方が多かったのですが、猛暑の影響があるのかもしれません。

ピッタを和らげる味

秋にお勧めの、ピッタを和らげる味は、体質についてのページでも述べたように、甘味、苦味、渋味です。逆に言えば、酸っぱい、しょっぱい、辛い味は避けた方が良い季節です。

甘味は月見団子

甘味を食べることと同時に、月光浴をすることがピッタを和らげるのに効果的とされています。満月は毎月来るのに、何故、秋だけがお月見シーズンなのか、と不思議に思ったことはありませんか。月光浴に適した季節が、月見の季節なのですね。

苦味と渋味は野菜から

秋まきの小松菜や、蓮根、ゴボウを買うと、秋、冬が来たと感じます。きんぴらの季節、小松菜のパスタの季節がやってきました。

食欲の秋と言うけれど、本当は食欲の冬

新米は初冬になってから

日本人ならお米を毎日食べていますね。9月から出回る新米を食べるのは、消化力が上がる冬になってからの方が良いとされています。まだ寒さを感じないうちは、去年のお米を食べましょう。

滋養に富んだ食べ物を

消化力の上がる冬に、お粥やオートミールのような、柔らかくて消化しやすいものだけを食べるのは、よくないこととされています。すき焼き、焼き肉、ステーキなどは、冬に是非いただきたい御馳走です。

何故、冬に消化力があがるのか

夏は、熱を放つために、毛穴は開き、エネルギーは体の外に出ていきがちです。一方で寒い冬は、熱を維持するために、毛穴は閉じ、エネルギーは体の内側に向かいます。内側に向かったエネルギーは普段は消化できないようなものを消化することを可能にするのです。

参考文献

アーユルヴェーダハウス

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